精神科での仕事

精神科と聞くと少し特殊な科というイメージがあるかもしれません。
鉄格子つきの部屋があって夜な夜な叫び声がする、なんていう想像もたやすくつきます。
しかし実際の精神科はそんなことはありません。身体的なダメージより精神的なものを治療するのが目的なので、建物も清潔で明るさを彷彿とさせる色味であることが多いです。談話室なども設けられておりそこで患者同士が話をしたりして和やかな雰囲気のところもよく見られます。
症状が重い人のために鉄格子がついている部屋などもありますが、そこは完全に隔離されているし滅多にお目にかかれる場所ではありません。
患者も軽症から中症の人まで様々なので問題も起こりますが穏やかな時間が流れることの方が多いようです。そこで働く看護師の仕事は、医療的な技術よりもやはり精神的ケアの方に重点が置かれます。作業療法士や心理カウンセラーなどと共同で治療にあたるので、チーム医療という言葉も当てはまります。仕事としては回診をしたり食事を運んだりもします。患者が薬を嫌がって飲まない場合や、飲んだふりをすることもあるので1人1人目の前で薬を飲ませて飲んだか確認をとったりもします。
医療的な技術を学びたいと思う人には向いていないと思いますが、精神的なケアという点に興味のある人は一度経験してみるのもいいかもしれません。やはり特殊だと思われがちなので人手も足りないところが多いようです。現代社会はストレス社会だとも言われているので、需要も増えています。

そんな精神科で働く看護師は、とても大変な仕事なのではないかと思います。
しかし、精神科の看護師を極め「リエゾンナース」と呼ばれる専門看護師を目指す看護師さんもいます。そういった看護師さんがいることに、ただただ驚きます。やはり、看護師というのはしっかりと看護するちう強い意志が無いと勤めることはできないなと思いました。