看護師への道

大学の看護科や看護師専門学校は、看護以外のことも学びます。
看護師に求められるのは、看護師としての小手先の技術だけではありません。患者さんとの関わり方、医師とのコミュニケーションの取り方など、技術よりも大切なことはたくさんあるからです。
看護学として学ぶのは、基礎分野・専門基礎分野・専門分野です。名前が似ていてややこしいですが、この3科目計93単位を3年から4年かかって習得していきます。
まず基礎分野では看護技術以外、例えば社会科学や保健体育、芸術や外国語なども学びます。これは人間を幅広く理解するための重要な科目で、全ての看護学にとっての基礎となる科目になります。普通の学校ではあまり学ばないことかもしれませんね。
そして専門基礎分野では、グッと専門性が増します。病理学や医療社会学、栄養学などを学びます。病気に関する理解力や判断力を身に付けるための科目です。
さらに専門分野においては、子供からお年寄り、あらゆる看護の対象となる人たちに対しての知識を身に付けます。例えば、小児・老人看護や、成人看護、精神看護などです。最近ではこれらに加え、専門基礎では情報処理を、専門分野では在宅看護などの科目を取り入れている学校もあります。
何よりも重要とされているのが実習です。看護学校では他の専門学校では考えられないくらい、実習が重要視されます。93科目中23科目が実習に当てられていることからも、実習の重要性が分かると思います。看護学はいくら教科書で勉強したからといって、看護を実践するには十分とは言えません。実習をすべてこなして初めて受験資格が得られるのです。
看護の学校に行き、看護学を学びながら自習をこなしていくということは、かなりきついことでしょう。看護師になるのは大変ですが、看護師となった後も勉強は続きます。精神看護など自分が高めたい専門分野に突き進むことでやりがいも感じられるはずです。

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