難しい分野です

数多くある病気の中でも、「精神病」は非常に厄介なものとされています。
目に見えて分かるものではなく、原因の特定や治療方法、治癒の度合いなどが分かりにくいからです。
そんな精神病の患者が入院・通院するのが精神科です。ここで働く看護師の役割は内面的なケアで患者の自立を支援することです。
精神病とはストレスに耐える力の弱い人はもちろん、ストレスに耐える力が強くてもそれ以上のストレスが加わった場合や、何らかの社会的要因などで発症しやすい危険な病気です。また精神病にかかると自分を見失い、自殺企図や暴力など危険な行為をすることもあります。そういった場合は入院させ、患者とその周りの安全を確保したうえで、療養を行っていくことが必要になって来ます。判断力や理解力が低下している患者に、根気強く関わっていき、患者の持つ悩みや苦しみを分かってあげなければなりません。患者に対して「するべきこと」と「しないでおくべきこと」の区別をはっきりさせ、自立に向けサポートをしていかなければならないため、かなりの長期戦になる場合もあります。精神的な病気の中で、よく耳にする「うつ病」の障害発生率は7人に1人の割合までのぼり、珍しい病気ではありません。誰でもなりうる可能性を持ち合わせています。
しかし、看護師も人間ですから、精神病の患者と向き合っていく中で、自分の中の道徳や価値観が邪魔をし、怒りや不満などが出てくる場合もあります。患者に共感してあげること、寛大な心で受け止めてあげることは容易ではりません。
「患者の立場になり考えてあげる」ということを念頭に置き、看護していくことが大事です。

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